コーヒーサイフォン

コーヒー専門店で飲んだアイス・カフェ・オ・レに感心し、再現してみたくてサイフォンを買った。

ハリオテクニカ TCA-2

お手頃価格である。 実験道具のようなこの装置、小学校の理科の時間を思い出す。アルコールランプとフラスコ、なんだか楽しい。

買ってから気づいたが、燃料用のアルコールとコーヒー豆は付いてない。サイフォンを2日ほど台所のインテリアとして楽しむしかなかった。

淹れてみる

お店の人のアドバイスで、「豆はよく炒った黒っぽいものを中挽きにする」「水を少なめにして濃く淹れること」と教えてもらった。

後は説明書にしたがって作業すると、一般家庭の台所が、香りが充満するコーヒー専門店のようにおしゃれに見えてくるから、匂いというのはたいしたもんだ。

この濃く淹れたコーヒーを予め牛乳と氷を入れておいたグラスの中にそっと注ぐ。  おおっ、生意気に下が白で上がこげ茶で、中間は見事にグラデーションになったぞ。 まるで喫茶店だ。

味わう

早速飲むのだが、ここで気を付けたいのは「ストローで飲む」だ。 自分の主観なのだが、そうするほうが絶対に香りを楽しめる。ストローで吸いながら鼻で呼吸をすると美味しいのだ。

そのようにして飲むと正にプロの味!! 旨い!

「なんだ、道具と豆さえあれは゛コーヒー専門店なんてすぐ出来んじゃん」と、悦に入る、恩知らずで失礼な夫婦であった。